東京海上研究所のフォーラムをご紹介します。
2003年7月
- 第20回企業が良くならなければ世の中が良くならない
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研究に託された「意図」とその「成果」について、さらにその成果を未来に保存、保管して公開、利用するための「アーカイブ」について議論した。
- 記念講演下河辺 淳
- 対談御厨貴、鷲見洋一、下河辺淳、石井威望
2002年11月
- 第19回21世紀われわれの挑戦
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21世紀のフロンティアの所在とその本質を深く考察するとともに、それらフロンティアへの挑戦を成功させる方法について語り合った。
- 開会挨拶上野 昭二
- LiveMeeting島田晴雄、廣瀬通孝、井街宏、川嶋辰彦、安村通晃、武山政直、潮田邦夫、柘植綾夫、服部桂、石井威望
2001年11月
- 第18回企業とボランタリー・エコノミー
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新しい時代の中心となるコンセプトとして、個人の自発性自立性を重視するボランタリー・エコノミーに着目し、企業の未来とボランタリー・エコノミーの関係について語り合った。
- 開会挨拶石井威望
- 基調講演根本博
- 問題提起作間逸雄、山内直人、田中弥生、山本利明、谷本寛治
- パネルディスカッション作間逸雄、山内直人、田中弥生、山本利明、谷本寛治、(コーディネーター)下河辺淳、(特別参加)家本賢太郎
2001年5月
- 第17回企業が切り拓く『21世紀のシルバーマーケット』
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積極的かつ先駆的な「シルバーマーケット開発」を進める企業の個性あふれる商品・サービス開発担当者から「21世紀の新しい高齢者像」を提案していただくとともに、シルバーマーケット開発における、夢、展望、課題について語り合った。
- 基調講演春山満、香西泰、マイケル・カルフーン、ロビン・ストーン
2000年10月
- 第16回未来技術が創る『モバイル文化』の新世界
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近年著しいモバイルコミュニケーションの進展が21世紀における企業や個人の生活・活動にいかなる影響を与え、いかなる新しい文化を創造してゆくのかを探りつつ、携帯電話の夢を語り合った。
- モバイル文化フォーラム実行委員大星公二、下河辺淳、福川伸次、森本哲夫、石井威望
- コーディネーター松田美佐、進藤秀一、安田浩、杉山知之、荒井久、藪崎正実、いとうせいこう、西山浩平、堀江貴文、竹村真一、大星公二、下河辺淳、石井威望
2000年6月
- 第15回中国における社会保障制度
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中国ではいま、市場経済化に向けて様々な改革が進めれられているが、社会保障制度、特に社会保険の改革は大きな課題の一つとして重点的に取り組みが行われている。北京の社会科学院工業経済研究所で中国における社会保障制度について2年間研究をおこなった研究員の報告をもとに、専門家の方々を交え議論を行った。
- モバイル文化フォーラム実行委員大星公二、下河辺淳、福川伸次、森本哲夫、石井威望
- コーディネーター下河辺淳
- パネリスト丸川知雄、沢田ゆかり、李石、藤田桂子
1999年9月
- 第14回東京-パリ 世界文化首都の新世紀~オタク文化の活力と新世界~
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世紀の転換期を迎え、文化の姿を総合的にとらえ直す機運が高まるなか、学術・芸術・技術といった人間の営みが互いに触発・融合する豊かな21世紀文明の創造について、さまざまな視点から探ることとした。
- コーディネーター磯村尚徳、下河辺淳
- 講演ジャック・アタリ、村上陽一郎、藪崎正実
- パネリストフィリップ・ケオ、長瀬真理、篠原資明、モーリス・ベナイユン、ブノワ・ソカル、神内俊郎、川口洋一郎、杉本昌穂、フランソワ・ラショー、アンヌ・バイヤール・サカイ
1999年6月
- 第13回代理店の役割とは
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東京海上の代理店の方々は保険の販売や事故相談などの業務を営む中で、地域や職域における豊かな人間関係や自発的・自律的な経済関係(ボランタリーエコノミー)を築いてきた。今回のフォーラムでは5名の代理店の方々に現在の活動や21世紀へ向けての「思い」「夢」を語っていただき、「代理店の役割とは」について活発な議論を行っていただいた。
- コーディネーター下河辺淳
- パネリスト飯渕眞、寒河江昌子、塚本哲、藤野茂樹、秋山正勝
1998年11月
- 第12回ヘルスケアセンター構想を考える
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人間が「長命」の時代を迎え、今、「長寿」が求められるようになってきた。そのために「医療」「福祉」「自然環境」「生活環境」「文化」などの広範な分野において、専門的な対応が進めれらている。しかし現在では専門分野ごとに長寿の問題が分化してしまっていることが問題であり、各分野の「総合性」が「人間」にとって重要な課題であるとの認識も出始めている。青い海、青い空に生きる人々、山・川・森に生きる人々と語り合える宮崎の地で「ヘルスケアセンター構想」について自らの専門を超えて語り合った。
- コーディネーター三田義之
- パネリスト和泉徹、表具喜治、小林憲明、金城マサ子、山本敏勝、長谷川力、林修一
1998年5月
- 第11回企業および市民と知的財産
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グローバル化、情報化の進展するなかでますます注目を集める今日的課題である知的財産のあり方をテーマに取り上げ、「公開市民大学講座」のような形で、専門家・実務家の立場からこの問題に対する基礎的情報をわかりやすく簡潔に解説していただいた。
- コーディネーター下河辺淳
- パネリスト中山信弘、山地克郎、石井康之、水谷直樹、苗村憲司
1998年2月
- 第10回100年企業が語る21世紀の神戸
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あの悲惨な災害をもたらした阪神・淡路大震災から3年が経過した。この震災をくぐり抜け、もう一度神戸の魅力を再現するための担い手となるのは地元神戸の市民や企業であり、そこにこそ21世紀の神戸を創り出すエネルギーの源泉があるのではないか。神戸に生まれ神戸に根を下ろして時代と共に生き抜いてきた100年企業の物語に耳を傾け、未来にかける夢を語り合った。
- コーディネーター下河辺淳
- 記念講演神木哲男
- パネリスト大庭浩、長部文治郎、伊藤正視、小泉美喜子、林同春、中元孝迪
1997年7月
- 第9回ボランタリー・エコノミー
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ボランタリー・エコノミーとは、個人の自発性、自律性(ボランタリズム)を基盤とする経済社会。経済や政治の多くの局面で出口のない閉塞状態がみられるなか、「日本文化にひそむ経済と組織の結合力」や「共同知と新たな公共圏の構築」などの視点を踏まえ、新しい経済社会のあり方を展望した。
- コーディネーター下河辺淳
- パネリスト金子郁容、松岡正剛、田中優子、桂川孝子、三田義之
1997年2月
- 第8回地球環境と企業
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今日、地球環境問題は全世界、全人類共通の課題となっているが、人間の存在自体がその存続を困難にする条件を生み出しているという構造にあり、個々人の意識と行動のありようが問われている。この問いに対し、企業はどのような対応と貢献ができるかについて考えた。
- コーディネーター下河辺淳
- パネリスト中村桂子、松田美夜子、大田弘子、和気洋子
1996年5月
- 第7回民事訴訟法改正の今日的意義
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民事訴訟法の改正案が国会に提出されたが、70年ぶりの大改正によって民事訴訟の手続きはどのように変わり、国民の司法に期待する役割、日常紛争解決に裁判の果たす役割はどのように変化していくのか。改正法案をもとにその実務に与える影響について議論した。
- コーディネーター三井俊紘
- パネリスト小林秀之、田中登、平野良一、石井康之
1995年11月
- 第6回新しいクルマのコンセプト
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クルマ社会先進国ではクルマに対する考え方や嗜好の多様化が進み、これから本格的なモータリゼーションの時代を迎えようとする中国や東南アジアなどの地域では、従来型でないクルマが求められている。自動車のコンセプト・チェンジをもたらすものは何か。その決定要因をさまざまな観点から探り、クルマづくりの将来について考えた。
- コーディネーター下河辺淳
- パネリスト片倉もとこ、黒木靖夫、大聖泰弘、長山泰久、山崎正和
1995年6月
- 第5回製造物責任法の施行と今後の展望
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製造物責任法の施行を目前に、当研究所が中心となって編集・刊行した「製造物責任法大系・・・」を題材に、消費者・企業・学者がそれぞれの立場から今後の対応と影響につき議論を交わした。
- コーディネーター小林秀之
- パネリスト浦川道太郎、江崎芳雄、原早苗、三井俊紘
1994年11月
- 第4回大都市の “安心” の条件
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Urban Instituteに研究委託したアメリカの都市問題に関する報告書を題材に、世界都市となった「大東京」の抱えるさまざまな危険・危機を予測し、対応の途を探った。
- コーディネーター下河辺淳
- パネリスト大西隆、粕谷一希、五代利矢子、ジョージ・ガルスター、東郷尚武、デイビット・マメン
1994年5月
- 第3回区分所有集合住宅のライフサイクルを考える
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都市における居住形態の一つとして定着してきた区分所有型の集合住宅は、さまざまな解決困難な問題を抱えている。建築物の老朽化はそうした問題を先鋭化させており、学者・行政・実務担当者がそれぞれの立場からこの問題について議論した。
- コーディネーター下河辺淳
- パネリスト長谷川徳之輔、丸山英気、斎藤謙蔵、永田幸夫、星川晃二郎、高木義広
1993年11月
- 第2回ゆとりある新クルマ社会を模索して
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モータリゼーションの進展は、人々の行動範囲を拡大し、豊かな暮らしをもたらすことに貢献したが、交通事故や渋滞、環境への影響など未解決の課題を残している。21世紀のクルマ社会に明るい展望を描くために、いま何が求められているかを論じつつ、ニュー・カー・ビジネスの可能性を探った。
- コーディネーター下河辺淳
- パネリスト堀口昇治、大林幸子、大鹿隆、高橋利枝、正木諭
1993年7月
- 第1回新しい世代の価値観
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世界が変わる、アジアが変わる、日本が変わるといった歴史の大転換期において、新しい時代の秩序を模索するためには、古い世代の価値観を超えた、新しい世代の価値観が原動力として活用されなければならない。21世紀の日本の担い手となる世代の新しい価値観を探った。
- コーディネーター下河辺淳
- パネリスト島田晴雄、新村保子、山崎正和、中村桂子、金子郁容、村崎芙蓉子、山根一眞